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バイオリンのメンテナンス



こんにちは!音楽館山口です。

ずっとしまっていたバイオリンをついにメンテナンスに出してまいりました!


ビフォー











アフター












ぱっと見て違いが分かるのはあご当てでしょうか?

私は真ん中にあごをのせる癖があったため長年このあご当てを使っていましたが、

いったん前の物に戻してみました。

あご当ては付け替えがすぐできて、金額も素材によりますが一万円前後で買えるものが多いので今のあご当てにしっくりこない方は一度他の物を試してみてもいいかもしれません。


他には魂柱の立て直しと弦交換と毛替えと全体的な点検をしてもらいました。

弦は以前と同じワーシャルのアンバーという物を張っています。









一番特徴的なのはE線ですね!

コイル状にぐるぐる巻かれていて、張ってもほんのりうねりが残っています。


これが音のひっくり返りを防止してくれると言われていますが、私は単に見た目が好きで買っています(笑)










写真だと分かりにくいですが、白地に金です!この組み合わせが好きです!


音色は、あまり多くの種類の弦を試していないので正確な事は言えませんが、

じゃんじゃん鳴りすぎなくてバランスが良いと思います。

もっとパワフルに弾きたい人にはインフェルドの赤か青だったり、

逆に穏やかな音は好きな方はビオリーノをおすすめしますが、

その中間ぐらいでちょうど良く感じました。


ワーシャルはこの弦を作っている元ヴァイオリン奏者のお名前だそうで、

現地のスロヴァキアではヴァルハルさんと呼ぶそうです。

ちなみにこの会社からA線のみのロシアンスタイルという弦があり、それがとっても良いそうです…同社のカルネオルという種類と組み合わせるととても相性がいいとか…


他にも何年か前に出てとても評判のいいラーセンのイルカノーネや、根強いファンがいるピラストロのワンダートーンなど試したい弦は色々ありますが、

弦交換のタイミングって半年から一年に一回程度(弾く頻度にもよります)だったり、一回にかかる費用がそこそこなのでなかなか新しいものに手を出しにくいですよね…

これから弦交換のタイミングごとに新しいものを試してみてまたこのブログに書こうと思っているので少しでも参考になれば幸いです。

店頭には置いていないものでもお取り寄せできるので、もし気になる物がありましたら一度ご相談ください♪


ちなみに…満を持して定番中の定番ゴールドブロカット(0.26)を仕入れてみました。

E線は一番切れやすいので予備に一本いかがでしょうか。

390円+税ととってもリーズナブル!


最後は宣伝になってしまいましたが是非是非売り場をのぞいてみてください♪

ではでは!

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